アスペルガー症候群は妄想しているわけではありません。理解できないだけです。(2)


 続き:アスペルガー症候群の特徴

3つ組の障害と言われる

自閉症の3つの特徴があります。

 

1 社会性:社会的な振る舞いの問題

2 コミュニケーション:相互理解ができにくい

3 想像力:想像力が乏しく、偏った発想をするために、

異常なこだわりや好き嫌いの激しさなどが目立ちます。

 

1 社会性の問題

一人で遊びことが多く、他の子どもと遊んでも、浮いてしまうことが多いです。

対等に遊ぶことが難しいのですが、

これって、幼児にとってはあたりまえのことですよね。

つまり、人間関係を学習する能力にかけているということでしょう。

 

はっきりと言う

例えば、猫のシャツを着た女性がいたら、

「猫のシャツを着たおばさん、こんにちは」

と言ってしまいます。

言われた方は、面喰う、という状況を作ってしまいます。

子どもらしいと言えば、子どもらしいですけどね。

 

同年齢の子どもと波長があわない

同年齢の子どもと遊びたがらず、

遊んでも、その場を「仕切りたがる」ことがあり、

自分の思い通りに遊んでくれている相手を探します。

 

積極的すぎる

状況を見ずに、質問を連続して浴びせかけたりします。

自分が関心のある話題を一方的に話すことがあります。

 

2 コミュニケーションの問題

話し方が細かく、回りくどい

ポイントをしぼって、大まかに話すことができず、

行動の詳細を逐一語ることがあります。

 

「朝ご飯は何を食べたの?」と聞いたとしますと、

「お茶椀にご飯をよそって、お椀に味噌汁を入れて、

ご飯は箸で、味噌汁はスプーンで、食べる時は・・・」

といった感じです。

 

丁寧語を使って、かた苦しくしゃべります

アスペルガー症候群の子どもは、

本やテレビの言葉を真似して言語を習得することが多く、

子ども同士の会話からは、言葉を学ばない傾向があるので、

くだけた表現を使いこなせないと考えられます。

 

一方的な会話

自分が興味を持っていることを、一方的に話す傾向があります。

相手の様子にかまうことなく、一方的にしゃべります。

 

言外も裏に隠された意味を察することができない

相手の状況を理解したり、

相手が求めていることを察したりすることができません。

言葉に縛られてしまうので、次に出てくるふさわしい言葉が想像できません。

 

内面で考えていることを言葉にする

ひとり言をぶつぶつつぶやいたり、

思ったことを口にすることがあります。

「今、変なこと言われた。嫌な気持ちがする。帰りたいなぁ。」

などと言います。

 

わかっているようで、わかっていない

難しい言葉も使えて、よくしゃべるので、

よくわかっているのかと思いきや、

まったくわかっていないことが多いです。

結局、人の話を理解することが難しいのです。

 

3 想像力

人の言葉が気になってうるさく感じるのに

オートバイのエンジン音は好き、など特定のものにだけ強い愛着と執着を見せます。

 

鬼ごっこやままごとができません。

相手の状況に対応して疑似生活を楽しむのが、ごっこ遊びですが、

予想しない相手の変化についていくことができないので、

ごっこ遊びを嫌います。

 

一度座った席をまるで自分の席のように思います。

自分のものに対するこだわりがあります。

 

単純な記憶力が優れているので、歴史や地理など、覚える科目でいい成績をあげることがあります。

 

パターンかされた行動を好み、安心感を得ます。

逆に、予告のない変化に対して強く不安を感じます。

ものまね遊びが得意です。

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アスペルガー症候群の子どもとどう接すればよいのか

理解しがたい行動を取ったり、不可思議な言動をしたりするのを見ても、

悪気があってやっているのではなく、

アスペルガー症候群特有の言動であることを理解して、冷静に対応することです。

 

予期せぬ変化に弱いので、何か新しい行動を取る時は、事前に良く説明して納得させてから、行動するといいでしょう。

 

静かで穏やかで幸せな空間にいることが効果的です。

クリスマスシーズンには、ろうそくがならべられることが多いですが、

そのような心温まる空間を日常的に作ると、リラックスできて、健康な成長の手助けになるでしょう。

 

暗黙のルールや気持ちを汲というようなあいまいな態度は禁物です。

ルールや指示を明確にして、いちいち口に出して頼みましょう。

 

長所をみつけて誉めるようにしましょう。

否定的なことを言うことは控えましょう。

普通の人以上に気にして傷つきます。

 

集団行動が苦手なので、

一見わがままな要求をしたとしても、

その発言を尊重し、できるだけ要望に沿うように話し合って対応しましょう。

 

アスペルガー症候群の子どもの要求は

意外に正しいことがあります。

大人のちょっとした誤りを指摘しているととらえることもできるほどです。

やり方を変えれば、大人自身も行動を見直して、

より正しい身の振舞い方を考案するチャンスになるかもしれません。

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